借金の返し方

借金に効く薬 ”悪い”借金は、ひとに話したほうが解決します

悪い借金の解決方法ついてですが、「ひとに話す」が最も効果が高いです。

わかります、隠したいですよね。
「え、バレたくないんだけど」、「家族に言えないからこんなに借金増えたんだけど?」。
そんな風に思いますよね。そんな話せたら苦労しないよ、隠す苦労でもう疲れたよって思うかもしれません。

しかし、完済したことを振り返っても、いちばん効果が大きかったと思うのは、「ひとに話す」ことでした。

その理由を今日は書いていきます。

ちなみに、「悪い」借金とは、「未来のもうひとりの自分が困る借金」です。

ギャンブルに使う、2−3年で着れなくなる服に使う、借金を返すために使う、こんな借金はただ返済の苦労しか残らないんですね。だから悪い借金と僕は呼んでいます。●●払いといって、借金の顔をしていない借金もいたりします。このあたりはまた記事にしますね!

それではいってみましょう。

1.なぜひとに話す必要があるのか

(1)「もう自分ひとりではまとな判断ができないから」

一言で言うとこれに尽きます。

おそらく借金で悩んでこのブログまでたどり着いているひとであれば、こんなこと考えたことがあるはずです。

メリル

気づいたら借金増えてたけど、いつになったら借金返し終わるかなあ

ぱちんかすさん

また借りなくちゃ!!当たるまでもう少し!!

メリコさん

まだ全額返せてないけど、この服欲しいしもう一回借りようかな。

こんな考え、借金する前にはしなかったはずなんです。

借りるときには(よほどの悪人じゃない限り)、返すときのことイメージしているはずです。
次の給料日で返そう、来月飲み会我慢すれば返せる!みたく。

借りる金額についても、早ければ次の月、長くても数ヶ月くらいで返すことをイメージしてませんでしたか。

なのに、返せなくなっていくんですね。一度や二度返せないのなら構いません。数カ月間も予定通り返せなくなっていくんです。

それどころか、何回もお金を借りてしまいます。

メリル

返せるはずの一万円が返せなくなっちゃった!

こういうお金の借り方をしたことがない人はもちろん、借りている人でさえ借りる前はこんな考え方はしないんです。

(2)どうやってまとな判断ができなくなっていくのか

判断がおかしくなっていく流れを整理します。

  1. 最初は少ない金額から始まるので「必ず返せる」と確信します(※)
  2. また、一度借りると借りることへの抵抗がなくなります。
  3. 決められた金額の中では自由に簡単に借りられることが多いので、次は借りやすいです。
  4. ちょっとずつ借りる金額と借りる回数が増えていきます。
  5. 借りれる金額を含めてお金の使える金額として認識しはじめます。

(※ここが後戻りできる勝負所です。次返せば戻れると思います。僕はだめでしたけど!!)

こうして麻痺してしまった金銭感覚は、自分ひとりでは直せません。まるで銀行口座がもう一つ増えたかのような錯覚を起こすことさえあります。

「自分はひとりで直せる」、「こんな考え方したことはあるけどもうしない」と思っていても、いざ返済日前、給料日前のお金がタイミングや欲しいモノに出会ったときはどうですか?

間違えちゃいけないタイミングで冷静に判断できていなければ、自分ひとりで判断できていないことと同じです。

ここ、大事なポイントなんですが、いつもだらしないわけじゃないんですよね。今間違っちゃいけないってところで判断できなくなってしまっているんです。

「頭でわかっていること」と「本当に行動としてできること」は別ものです。大切なのは「自分はできていない」ってことを素直に認められることです。

2.ひとに話すことで麻痺した金銭感覚を強制的に取り戻す

本当は自分で直せたらいいんですが、やはり何度も繰り返してしまっている以上、自分ひとりでこの思考回路を直すのは難しいです。

なので、ひとに話して強制的に直しましょう。

(1)ひとって誰に話せばいいの?

自分に近ければ近いほど効果は大きいです。当たり前ですが。

家族>親友>友達>オンラインの知り合い>他人

(専門家はありだと思いますが、借金を減らせても自分の悪い癖や行動を変えるには不向きかもしれません)

もう少し具体的な言葉でいうと、

自分の行動を見る機会が多くて、口を出す権利がある人です

家族(特に配偶者や子供)は家計をともにしていて、一緒に暮らしているでしょうから、行動に接する機会も口を出す権利もありますよね。

他人事ではないですよね、家族にとって身内の金銭問題は。

この点友達は微妙なところです。行動に接する機会は多いのですが、口を出す必要があまりないことが多いです。それに友達に言われたことを素直に行動に移せるかどうかもポイントです。

一方で、効果がある人ほど打ち明けにくいと考えるのもわかります。

僕も家族に打ちあけたときは死ぬほど緊張しました。このあたりの打ち明け方も記事にしますね。

ポイントを一つだけ伝えるとすると、嘘はつかないことです。正直にすべて話してください。

どういったことにお金をつかい、いくら借金があり、なんで返せていないのか。

ここを正直に話しておくことで、自分のこれからの行動が変わっていきます。

(2)打ち明けたらどう行動が変わるの?

当然打ち明けると今後どうするか、つまり借金をこれ以上しないこと・定期的に返すことが求められるはずです(自分もそうしたいはずです)。

これまで自分ひとりで判断していて間違っていた部分に、ひとが入ったことでこんな効果があります。

ひとに説明できる行動を取るようになっていきます。

(1)で書いたように、ひとに話した以上もう嘘はつけません。(だから正直にすべて話す必要があります)。

今まで「ま、いっか」と流せていた判断が少し変わります。ましてや身近なひとであればあるほど、話した内容が正直であるほどに効果は大きいです。僕の場合は、口座の出し入れからクレジットカードの明細まで、すべて妻に話していました。

メリル

あーあ、もう借りないって言ってしまったしな・・・。いきなり裏切るわけにいかないよな。

言葉は悪いですが、監視してもらうくらいに追い込めると行動は確実に変わっていきます。

そこまでしなくても、これまで一人で間違っていた判断に対して、ひとに話したことでセーブがかかります。よほどの悪人じゃないかぎり、嘘をつき続けたり、説明と食い違うことをするのは抵抗があるんです。

自分一人では麻痺してしまった金銭感覚、適当に流していた判断をひとに話すことでまともな感覚・判断に少しずつ直していきます。

3.失敗したとき、ひとりじゃないことの大切さ

とはいっても、人間なのでいきなり100%完璧にできるわけがありません。ましてや安易に流されてきたから、借金も積み重なっているわけです。

自分のペースを掴むにもおそらく時間がかかります。どういったお金の使い方・返し方をすればいいのか、我慢する所とどうしてもできない所をどう分けるのか、などなど返済生活では試練が待ち受けます。

そんなときに一人で問題や悩みを抱えてしまうと、たやすく心は折れます。具体的には投げやりになるわけです。

我慢したあとの油断のほうが、普段の油断の何十倍も怖いです。

感覚的には皆さんわかってもらえると思いますが、テストが終わった「開放感」、がんばったあとの「ご褒美」、こういうときに大きくでてしまうのが人間ですよね。

だからこそ、問題や悩みを抱えてしまったときに暴走しないことが重要になってきます。

ここで、一人で問題と向き合うか、味方がいるかでは大きく違いますよね。

こんなときに一人で下す判断は冷静さを欠いていることも多く、ただでさえ間違えた判断をしてきたわけですから、あてになりません。

ここでもひとに話せているかどうかで、対応が大きく異なるわけです。

そして繰り返し言いますが、正直に話すことが重要です。ちょっといい顔したくなるわけですよ、人間なので。でも、嘘を一度つくとその嘘を守るために更に嘘をつく日がまた来ます。ストレスも問題も倍増です。

また、嘘も慣れるのでどんどんごまかしていくわけです(僕はこれで一度失敗しています)。

なので、常に自分の弱さには正直に向き合い、ひとに話しておきましょう。

開き直りはよくないですが、「ああ、これくらい弱くてもなんとかなるんだ」って思えたほうが、返済生活もその後の人生もラクに過ごせるようになります。助けてくれる人も素直な人のほうがいいですしね。

では、今日のまとめです!

  • おかしくなった金銭感覚・判断はひとりじゃ直せない!
  • だから、ひとに話して冷静・正直になる機会をつくろう。
  • 我慢のあとの油断が一番危険!そのときにもひとに正直に話そう。

気になったこと、相談があればTwitterからDM・コメントくださいね。